某倉庫立会製品検査終了しました。

 お疲れ様です! 品質管理課の山口です。本日(9月13日)某倉庫鉄骨製品立会検査を受検しました。
 今回は柱は一辺が450mm、厚さが19mmの角パイプ、梁が912mmのH形鋼と大きな製品でした。

 検査には設計士の方、現場代理人、第三者検査機関の方と私の4名があたりました。
 例のとおり事務所で書類の説明後、工場においてある現品の寸法を確認するわけですが、ここまで大きいと寸法を測定する方も、それを確認する方も大変です。柱の仕口(柱から飛び出している梁を接合する部分)の長さの確認なども脚立を使って上の方から測ることになります。
 梁のせいなんかも912mmもあると下端にコンベックスのフックを引っかけて上端に合わせるのですが、地味にくるんですよね。うぅぅ、50肩?イテテテ。
 寸法精度検査は問題なしということで、引き続き第三者検査機関の方から外観検査と超音波検査の説明があり、最後に質疑応答となったところで、

 ところで「検査屋さんはいろいろ見ていると思うけど、大久保さんは鉄工屋さんとしては上手な方なの?」という質問が!!

 工場長&私→ドキ!!

 検査屋さん曰く「鉄工所の姿勢が如実に現れるのは隅肉溶接部なんです。一見どうでも良い箇所かもしれませんが、大久保さんは溶接品質にブレも無ければ手抜きも見えません。品質は良いと思います。」との回答が! 

 工場長&私→ホッ!

 良かったネ。まじめに当たり前のことをしているだけなんですけど。でも、現状維持ではダメなんですよね。「こちらはMグレードだけど、品質はHグレードクラスですね」と言われるようにならなきゃね。精進、精進!

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