某病院増築物件立会製品検査受検

お疲れ様です。品質管理課の山口です。
本日(5月24日)某病院増築物件の鉄骨工事の立会検査を受検しました。受検者は私共「大久保鉄工株式会社」、検査者は設計管理の設計士と元請けゼネコンの方々です。
まずは、東川工場事務所にて本日実施する検査概要を説明します。書類上の疑義が無ければ工場に移動して、寸法精度、溶接外観、超音波検査を実物試験体(主柱と大梁)に対して見ていただきます。

この画像は主柱の試験体について検査データ報告書の数値が正確であることや、計測方法、溶接部の仕上がりを確認していただいているところです。
引き続き、弊社で第三者検査をお願いしている検査屋さんに超音波探傷検査について技術的な説明と実際の超音波エコーの見え方をデモしていただきます。

最後に、工場事務所に戻り、製品検査方法に疑義の無いこと、寸法精度、溶接の品質、第三者超音波試験について問題が無かったことを承認していただいたという署名をいただいて検査が終了します。
今回の検査は抜き取り検査でしたが、場合によっては対物検査の場合もあります。これは規定の割合ですべての部材からサンプルを抜き取り寸法精度や外観検査、超音波検査を行うものです。対物検査ではT検定という統計処理をして合否が判定されるもので、「数学は実生活に本当に使われているのだよ」と思わされます。
まぁ、何はともあれ、本日の検査は(当然)合格でした!

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