3月中旬に始まった、某倉庫ですが、品質検査も錆止め塗装も終了し、出荷待ちの段階になりました。
こんな風にしていたら、せっかくの製品が錆びちゃうよ~。と思うかもしれませんが、実は接合部(ボルトで止めるところ)は錆びていないとだめなんですね。
鉄骨を止めるのはスプライスと呼ばれる鉄板で挟んでボルトで締め付けて止めます。この時に重要なのが”摩擦力”です。
つるピカの鉄は創造できると思いますが、ほんとにツルツルで、摩擦なんて期待出来ません。ですからわざわざ雨に当てたり、錆出しの薬品を塗ったりして錆びさせるんです。
摩擦接合面が全面真っ赤に錆びた状態がいいんです。